ヘアサイクルからみる初期脱毛の原因とは

初期脱毛とは、AGA治療を開始して1か月が経過する頃までに抜け毛が増えることをいいます。
また、AGAとは男性型脱毛症のことをいい、薄毛や抜け毛に不安がある場合に行う治療をAGA治療といいます。
初期脱毛には個人差があり、抜け毛の量が殆どわからない人もいれば、1日に500本も抜けてしまうという人もいます。
初期脱毛が始まると、その原因がわからないため、薬が合わなかったと思い込んで途中で治療をやめてしまう人もいるようですが、初期脱毛は、むしろ薬が効いていることの表れなので、勝手な判断でやめることはおすすめできません。
人の髪にはヘアサイクルがあり、それには成長期・退行期・休止期という3つのステップがあるといわれています。
成長期とは髪の毛が生えて成長する時期で、退行期とは髪の毛の成長が止まる時期、休止期とは髪の毛が抜けるのを待つ時期をさします。これらは、成長期・退行期・休止期・成長期・退行期・休止期…といったように、ヘアサイクルを繰り返しているので、髪の毛は抜け落ちてもまた生えてくるというわけです。
初期脱毛で抜けてしまうのは、休止期の髪の毛です。
AGA治療薬を使用すると、毛母細胞の働きが活発になるため、ヘアサイクルが早まって、休止期の髪の毛も成長期に入ります。
そのため、古い毛が新しい毛に押し出されて抜けてしまうのです。
本来ならばもっと時間をかけて抜けるはずだったものが、一度に急に抜けてしまうために、抜け毛が増えたように感じてしまうわけですが、それらはもともと抜けてしまう毛であるため、心配はいらないということです。
これが、初期脱毛の原因とメカニズムです。
初期脱毛は、このような原因によるものなので、特定のAGA治療薬に限らず、毛母細胞を活性化させることのできる育毛剤であれば同様に起こります。